あなたも、日本語でバッハを歌ってみませんか?
東京バッハ合唱団は、半世紀にわたり、わが国におけるバッハ演奏と研究のパイオニアとして、教会カンタータを中心に多様なジャンルのバッハ合唱曲を紹介しつづけています。とくに定期公演においては、創立以来、われわれの母語である“日本語”による上演を原則としています。
なぜ日本語か? それは私たちが日本語で考え、思い、感じているからです。言語の壁は、心のもっとも奥深いところでなされる芸術的共感を阻んでいますが、訳詞演奏は、精神そのものである母語によってその壁を超えてみようとする一つの試みにほかなりません。
バッハ音楽の精神的背景には、母語(自国語)をとおして神と直接向き合おうとする、宗教改革者ルターの思想が色濃く反映されています。またJ.S.バッハにいたって西洋音楽は、個々のテクストの意味を形象化し、あるいはテクストの背後の理念や情感に音の形を与えることにより、ラテン語やドイツ語といった特定の言語の制約を超越することに成功しました。ですからバッハ音楽の中にあっては、どの言語圏の人々も、安心して自分たちの母語に身をゆだねることができるのです。
母語によるバッハ、これはJ.S.バッハの祖国の人々と同じバッハ体験にほかなりません。(→訳詞演奏の意義)
<練習日と会場>
月曜日 | 18:30−20:30、目白聖公会
新宿区下落合3‐19‐4
JR山手線「目白」駅下車・徒歩5分 | 大きな地図で見る |
土曜日 | 15:30−17:30、荻窪教会
東京都杉並区荻窪4-2-10
JR中央線「荻窪」駅または 地下鉄丸の内線「荻窪」駅下車徒歩10分
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※いずれにもご参加いただけます。
※見学はいつでも歓迎いたします。あらかじめご一報いただけると幸いです。
<入団金・団費・チケット分担>
入団金 | 3,000円 |
団費月額 | 5,000円(改定を検討中→お問い合わせ)
学生無料・30歳まで半額、家族割引あります。 |
チケット分担 | 公演開催費用確保のため、多少のチケットを分担していただく予定です。 |
<使用楽譜>
■次回公演用
第112回定期演奏会(2015年8月22日、会場:南相馬市民文化会館)
◇練習中
(1) | カンタータ第92番《わが心 思い 神にゆだねたり》(訳詞) | 東京バッハ合唱団出版局(ブライトコプフ日本語版)新規 |
(2) | カンタータ第81番《主イェス眠り いかにすべき わが望み》(訳詞) | 東京バッハ合唱団出版局(ブライトコプフ日本語版)新規 |
(3) | モテット第3番《イェス よろこび》(訳詞) | 日本語歌詞付き自家版(ベーレンライター版底本) |
■次々回公演用
第113回定期演奏会(2016年5月28日、会場:府中の森芸術劇場ウィーンホール)
◇練習開始:2015年9月より
(4) | カンタータ第148番《みなの栄光を讃えよ》(訳詞) | 東京バッハ合唱団出版局(ブライトコプフ日本語版)新規 |
(5) | カンタータ第40番《地に来ませり 神の御子》(訳詞) | 東京バッハ合唱団出版局(ブライトコプフ日本語版)50曲選 |
(6) | カンタータ第16番《主 ほめ歌わん》(訳詞) | 東京バッハ合唱団出版局(ブライトコプフ日本語版)50曲選 |
(7) | カンタータ第192番《感謝せん 神に》(訳詞) | 東京バッハ合唱団出版局(ブライトコプフ日本語版)50曲選 |
いずれも、大村恵美子訳詞。
楽譜(1)(2)(3) | 練習場にてお求めください。事務局でもどうぞ。 |
楽譜(4)(5)(6)(7) | 事前の入手をご希望の方は、事務局へご連絡ください。 |
<練習スケジュール>
詳細は→「練習予定」をご覧ください。
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申込用紙プリントアウト → 記入 → FAX送信 事務局より連絡を差し上げます。 |
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